エヴァンゲリオンを観て思った事が一つ。レイがクローンであると言う事、そして、シンジに好意を抱くよう作られたものだそうだ。好意を遺伝子で規定できるのか?と言うのが問いです。
レイは不思議少女の典型ですな。いつも1人。アスカにひどく罵られても無反応。命令がないから、また命令ならそうする、それだけしか言わない。だが、レイはシンジが父の事を悪く言うとシンジを殴った。 シンジがレイの部屋へ新しいカードを届けに行く。たまたま鍵は開いていておよそ14歳の女子部屋と対局にある殺風景な部屋、血痕があり病気?とも思われる。そこに壊れたメガネが落ちていて何気にそのメガネをシンジがかける。そこでシャワー室より素裸でタオル一枚のレイが出てくる。青少年の男子にとって、これはきつい。そして、シンジに向かってレイは突進しメガネを奪う。引き出しから女性の下着が大量にでて、ぶちまけ、2人重なり合うように倒れる。シンジが上になってしばらくそのまま、どいてとレイ。シンジがレイの胸を触っていた事気がつき慌てて飛び起き、しどろもどろに言い訳謝罪。レイはだまって着替えるも裸、胸触られても反応なし、その着替えしているのもシンジはしっかり見てしまう。レイは赤い目で表情一つかえない。そういえばシンジはアスカの病室で昏睡?のアスカの悩ましい姿を見て自慰行為をしてしまう。青少年は仕方ないか。そこまでやるかな、とも思う。
レイはNERVで、作られたヒトクローンだ。LCL溶液に漂うたくさんのレイ、ヒトクローンの不気味わるさ、微笑んでいる、まったく人間もどき。そして、ボタン一つですべて解体=死んでいく、これはショッキングなシーンで、クローンとは言えとても耐えれません。
遺伝子はどのようにしてシンジに関心をもたせるように作動するのでしょうか。そのある何か要因、遺伝子的に付加する事が人為的にできるのだろうか?ヒトクローン、同じ遺伝子をもつ。その場合個性はどのようになるか。レイはシンジの母から作られたクローンと言う説もあるそうな。であれば息子に好意を抱くのはあたりまえか。シンジの母のヒトクローン、恐ろしい。自分の母ヒトクローンが自分と同年代として出てくる事を思い浮かべるだけで身の毛もよだってしまう。
ヒトクローンはSF映画、ドラマなど今や定番である。古くはそのはしりはブレードランナーに出てる、「スキンジョブ」ことレプリカントだろう。「スキンジョブ」これレプリカント差別用語として設定されている。レプリカントとヒトクローンは同じではない。当時哺乳類のクローンは存在せず、両生類までしか出来ていなかった。マウスクローンもなかったのに物語としてレプリカントを設定したのはさすがです。もちろんAIではない。遺伝子工学的につくられたヒトである。その不完全さで、初期レプリカントは4年の寿命だ。こちらはヒトクローンよりハードルは高そうである。ブレードランナー2049では、AIがパートナーとして出て、これまた物議をかもした。まあ、この方が実現の可能性は高いだろうね。映画「エイリアン4」では、多数のリプリーもどきが実験室で作られ、またNetflix「静かなる海」では月基地で禁じられているヒトクローンを使用しての人体実験。これはショックが大きい。一方、スターウォーズではクローン兵士が出てくる、それぞれ多様な個性があるのは興味深い。
一卵性双生児、彼らは遺伝子がおなじだ。そして膨大な研究データがあるそうだ。もちろんそれぞれ個性があるが、通っている学校、クラブ、専攻科など同じと言う事。引き寄せる運も同じなのかな。好みの異性も似てると。運を左右すり遺伝子の存在?はともかく、選択においては遺伝子は作動するようだ。
われわれは遺伝子に規定されている。いずれヒトクローンも出てくるのか。しかし、それより早くAIはもう出てくるのだろうね。ブレードランナー2049のように、レプリカントはともかく、AIも商品になる日が来るのだろうか?Oh, you don't like real girls.とレプリカントでリアル彼女に言われる日も来るのだろうか?
技術は常に先を行くもの。これらヒトクローンやらAIが当たり前になると、仕事、生活、戦争、そして恋愛、形は変わっていくのかね。「黒波」ことレイのクローン。第3村で平和な生活。戸惑いながらも普通の暮らしに馴染んでいく。だが黒波は不完全クローン。NERVの中でしか生きられない。死の前日、シンジに別れをつげ、最後に名前を付けてくれた事に感謝し、消滅してしまう。クローン、悲しい存在である。如何なる意味でもクローンは作ってはならないだろうね。